九谷焼 器の文様 山帰来(さんきらい)

器の文様の第二回目は九谷美陶園の瑛生の器に沢山描かれている、人気の文様山帰来文様について説明いたします。瑛生の器では染付と赤で描いております。

さんきらい(山帰來)」名前の由来
昔ご病気の人が山に入って、この植物の実を食べましたら病気が治って帰って来られたと謂れがあります。

それで「山から帰って来る」と言う名前は縁起の良いお元気になられると言う意味があります。マグカップは若い方のお気に入りばかりではなく、ご年配の方にも手が滑らずご愛好頂いております。

手起し形の飯碗、湯呑、マグ、楕円皿、楕円鉢などは自然な味わいが好まれ、九谷美陶園では一番人気の形です。

「山帰来(さんきらい)の赤い実を食べて、元気になって山から帰った」との意味で、この名前は付けられたと言われ、健康を回復するシンボルです。

手起し山帰来文湯呑

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器にはいくつもの模様が描かれていますが、いくつかの代表的な文様を解説したいと思います。
1回目は瓔珞文様(ようらくもんよう)です。

瓔珞文様は インドでヒンズーの神様達がネックレスやブレスレッドとして付けているアクセサリーが原型ですが、同じインドでブッダが始めた仏教が伝えられた時に装飾文様として様々な工芸に使われているものです。
仏教では仏陀はアクセサリーを身に着けて居りませんが、写真の様な仏陀の脇侍として普賢菩薩始め沢山の脇侍は瓔珞を身に付けております。

胸のアクセサリーが瓔珞文です。

焼き物にも多数使われている文様ですが、九谷美陶園でも以下の器でデザインされています。

瓔珞文八角八寸皿

金襴手瓔珞文夫婦湯呑(今上天皇、当時皇太子殿下お買い上げの品)

金襴手壷形万華鏡

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