山代温泉の美味しいお寿司屋さん亀寿司

私たちの大好きな地元山代温泉の亀寿司さん。
いつも美陶園の器を使っていただいており、九谷焼x北陸の最高のお寿司でもてなしてくださいます。今回もご使用いただき大変嬉しく思いました。

先日訪問させていただいた時もなじみのお客様や観光客の方々が最高のお料理、お寿司、お酒と大変楽しい時間を堪能していました。

大事な人と頂くお料理。このお料理と、それを一層引き立てる彩りある器、そして亀寿司さんの店構えが醸し出す背筋が伸びるような緊張感と暖かなおもてなしの中で、自然とたくさんの笑顔が溢れます。

山代温泉にお越しの際は是非!山代温泉 亀寿司で探してみてください。

Instagram→ https://www.instagram.com/kutani_bitouen/

山代温泉から車で約20分に苔の里(石川県小松井日用町)というところがあります。2104年に秋篠宮様、2015年には眞子様もいらっしゃったそうです。眞子さまが2016年の皇居での歌会で「広がりし 苔の緑のやはらかく 人々のこめし 思ひ伝はる」と詠まれたそうです。

私は2018年7月18日に行ってきましたが、7家族で苔の里を運営されていて苔の里内の日用神社で栽培されています。

早速、持ち帰り九谷美陶園の喫茶コーナーに植木鉢に入れて飾りました。

動物の尻尾のようなシッポ苔

毬藻のようなシラガ苔

これから鉢の種類を増やし加賀の苔と九谷焼の植木鉢を広められたらなと考えています。

九谷焼植木鉢・盆栽鉢 通販サイト

丁度のJAUWの会に出席するので、“美術館おたく”の人に勧められて
県立美術館の「加越能野美術」を見ました。
(彼は東京から加賀市・九谷焼美術館のボランテイアに来ている友人です)

お城や、兼六園のある辺りは、大きな樹々が茂る金沢のベストスポット。
やっと少し涼しくなって出掛けるのも気持ちが良い季節になりました。

新装なって大きなピクチャーウインドウからお庭が見える、
美術館では、丁度美術館員の説明があって、
当地方にある豪華で華麗な2幅の両界曼荼羅、法花の大壺、光悦の書のある宗達の工房の秋草の屏風、
大名物茄子茶入、平清盛,頼盛野の美しい「金字法華経」等
素晴らしいものを説明して頂きました。

さて、切手の図柄になっている古九谷はこのblogの写真の2点のみです。
切手は、伝統的工芸シリーズの第1集として1984年(昭和59年)に出ました。

先代の寺前英一が九谷美陶園を経営していた時代に、
この2枚の古九谷写しの飾皿を作っておりましたので、この切手を当時10万円分買い、その後も見付ける度に買い増したので、未だに、この飾り皿をお買い上げの方に切手をお付けしております。
(日展、伝統工芸入選作家の山岸雄三氏が丁寧に描いているものです)

はは鳥四寸輪花飾皿
はは鳥文八寸飾皿 (山岸雄三)
はは鳥文様尺皿 (山岸雄三)


牡丹文八寸飾皿
 (山岸 雄三)

「叭々鳥の図の大皿」は東京の上野の博物館に、
「牡丹の図」は石川県立美術館にあり(偶に展示される)、
こうして並んで見ることは珍しい事です。
実物は堂々とし、筆力も鋭く、何と立派なものかと感動しました。

「叭々鳥」というのはどんな鳥かと思っていましたら、
鳥の画家・上村淳之氏が中国の寒山寺で沢山の叭々鳥を見たと25年ほど前に「日経」に書かれていました。
その後、この「叭々鳥の飾り皿」と同じ図柄の漆のお盆がある事を知り、能登の美術館で拝見しましたが、
今度の企画ではこのお盆も横に展示されています。
(このお盆が原画という事実は多分 明治時代ころに分かった様です)

この叭々鳥を描いた日本人は、中国の漆のお盆の絵からほとんど同じ図柄で絵皿にしたわけです。

その他有名な古九谷・ゴッホが描いたような、大きな1本の樹や布袋のお皿等沢山の名品が並んでおり、思いがけず素晴らしい古九谷に出逢った展覧会でした。

 

石油の出光興産の創業者の出光佐三氏は美術一般にも造詣が深くその収集によって、出光美術館を作られました。皇居を一望できる場所にありますが、中でも九谷焼の大コレクターでもありました。今でも沢山の九谷焼の名品を見ることができる美術館であります。

その佐三氏が、九谷美陶園に来られて出光美術館所蔵の吉田屋の「菊桐文様の大鉢の写し」を記念品として沢山ご注文して下さいました。当時の社長の寺前英一は大層光栄に思い、日展や伝統工芸展に出品しております甥の山岸雄三に”その写しを”描かせました。1965年の出光興産25周年の記念品ではなかったかと思います。

九谷美陶園では佐三氏の同意を得て、現在も同じ描き手によって当時と同じ価格で販売いたしております。吉田屋展が東京から全国数か所で催された時、九谷焼美術館では出光美術館所蔵の本歌と一緒に上記の出光佐三氏から依頼され、九谷美陶園が作りました「菊桐文様大鉢の写し」も並べて展示されました。先代の社長の寺前瑛生も出光氏と同じ現在の神戸大学の同窓でしたので佐三氏を一層親しみ深く思っておりました。

写真は九谷美陶園で販売している 「菊桐尺二飾皿」¥216,000

「海賊と呼ばれた男」の映画は出光佐三氏が世界に報じられた盛挙を取り上げております。それは、日本は第二次世界大戦後、イギリスやアメリカなどの連合国による占領終了の後も、石油を自由に輸入することが出来なかったのですが、英国海軍がイランから輸出される石油のタンカーの拿捕を行っているなか、佐三氏はイランの石油を自社のタンカーに満載して無事、包囲をとっぱして日本に石油を持ち帰ったことでした。このことは日章丸事件と言われています。

このことは新聞の一面に大きく何度も出て、家族でも大変な話題になった事を思い出します。世界中のマスメディアでは、日本において武装を持たない一民間企業が、イギリス海軍に「対抗した事件」として報道されたそうです。

「海賊と呼ばれた男」の映画は岡田准一が中年から老年に至るまでのメイキャップもとても本物らしく、演技も上手でしたし内容も優れて良い映画でした。 

    
 山岸 雄三

私共の親戚の山岸雄三さんには、とてもお世話になっています。
寺前瑛生の父の実家が山岸家でお正月に伺うと、沢山のお料理を自作の20枚揃いの立派な大聖寺伊万里に盛り合わせて出されます。
日展、伝統工芸展に何度も入選されていますので、九谷美陶園の古九谷写し、吉田屋写しはほとんど山岸雄三氏に描いてもらいます。
山岸家からは山岸政明氏、その子息の山岸大成氏も九谷焼の陶芸家として成功されて居られます。
出光美術館の作品を写しで会社の記念品に作るために、社長の出光左三氏が私共の工房まで来られて 依頼されました。 
その時も山岸雄三氏に描いてもらいましたがとても良い出来でお喜ばれ致しました。それが 菊桐文様尺二皿です。