金沢 ひがし茶屋街 東山ギャラリーエッジ

この度ご縁がありまして、東山ギャラリーエッジ様に九谷美陶園の商品を出店することになりました。金沢の名所、浅野川の畔にあるひがし茶屋街の古い町並はタイムスリップしたような感覚に陥るところです。東山ギャラリーエッジの九谷美陶園ホームページをご覧ください。

 

 

九谷徒然草(くたにつれづれぐさ)

背景 九谷焼の良さはその歴史や受け継がれてきた技術(技法)を振り返ることで、現代の九谷焼を理解し楽しむことが出来るのではないか。

また、今の九谷焼を後世に伝えていくことも将来の九谷焼のために必要ではないかと思いいろいろな観点で皆様と共有したいと考えました。

また、それをライフテーマにして取り組んでいきたいと思います。

その時々の思い付きで掘り下げていきたいと思いますが、長文は避けてコンパクトにまとめたいと思います。

第一号

九谷焼の魅力 その1

私が思う九谷焼の魅力は古九谷に始まった九谷の伝統とその絵画的ともいえる絵付けが、他の焼き物に見ることのできないものである。

具体的には古九谷は1655年頃、加賀藩三代藩主前田利常が石川県加賀市山中温泉の九谷村に窯を作ったのが始まりです。その後約50年間で作られた古九谷は芸術品ともいえる絵画的なものである。技法としては今も九谷の代表的な手法である五彩手と青手である。五彩手は赤青黄緑紫の五色を使い、青手は青黄緑紫の赤を使わない手法である。

古九谷五彩手 はは鳥文様皿

東京の国立博物館にあって重要文化財に指定されている九谷焼の“はは鳥”のお皿を写したものです。
切手になったのは1984年(昭和59年)で、伝統的工芸シリーズの第一回目でした。
29年2月19日のテレビ番組「何でも鑑定団」では、このはは鳥のお皿は九谷の最高傑作と説明しておりました。非常に豪華で美しいお皿ですが、このはは鳥は同じ柄の中国製の漆器のお盆の図柄を九谷焼で描いた事が明治時代になって分かりました。その漆器のお盆は能登の個人の美術館でご覧になれます。
「はは鳥はどんな鳥ですか」と聞かれることがありましたが、日本には居ない鳥なので架空の鳥かとも思いましたが鳥の画家・上村淳之氏が中国の寒山寺で沢山ご覧になったと書いておられます。
さまざまな物語を秘めた重要文化財の九谷焼です。日展、伝統工芸展入選作家の山岸雄三氏が描いています。

古九谷五彩手 はは鳥文様皿

重要文化財、切手になったはは鳥文様皿

次回に続く